ねこ多頭飼育、一人暮らしの防災準備。

防災準備の記事を書こうとした数日後に、震度5強の地震にみまわれました。

時刻は深夜1時半ごろ。

突然、緊急アラームが爆音で鳴り響きました。

その爆音に驚いたねこ達は一緒に寝ていたベッドの上から一瞬で逃げ出し、次に私が飛び起きた瞬間には揺れが発生。

棚の上の小物や、玄関先に立てかけていた折りたたみ式のカートがガシャンッ!!!と倒れていく音を聞きながら、揺れが落ち着くまでロフトベッドの上で固まっていました。



2016年に起こった熊本地震の時よりも震源が近かったせいかはわかりませんが、揺れも大きく、しばらくの間続いていたので怖かったです。

ちなみにあともう少し長く揺れていたら、電子レンジの上に乗せているトースターが落下するところだったので危なかった…。

ねこ達(特に茶トラーず)もずいぶん怯えていましたが、次の日の夜にはいつも通りに戻っていたので良かったです…。



在宅避難を前提での準備している

災害時の避難所にはペット禁止のところも多かったようです。

何より人も多い不慣れな場所は、ねこ達にとてつもないストレスをかけてしまうことが考えられますよね。

そのため、現在住んでいる場所が高台で津波の心配がかなり少ないこと。

さらに多頭飼育をしていることもあり、私は災害時は基本的に在宅避難をすることを決めています。



また通勤に使っている車の中には、外出時の災害に備えて簡単な携帯用防災セットを3年前に購入してからいつも乗せています。

カバンにも入るB5くらいのサイズ。

中身は本当に最低限のもの。

でも何もないよりかはいいかなと思っています。

無事にさっと自宅に帰れるかもわかりませんもんね。

中身はこんな感じ。

ちなみに長期保存のようかん2箱は非常食として個人的に購入して一緒に入れました。笑

準備はしていますが、現在勤務している場所が海の目の前なので、津波が来たらと考えると怖くてたまりません…。(´ω`)



ひとねこ食料準備

飼い主編

人間の非常食の準備ですが、5年間の長期保存非常食セットを購入しておいています。

こちらも3年前に購入したもので、保存期限は2024年の1月まで。

選ぶ楽しみがあるのは嬉しい。

これで7日間はご飯に困りません!

これを選んだ決め手は何と言っても、バリエーションが豊富だったこと。

ご飯系の種類の多さはもちろん、おかず系もあり、パンやラーメン、ようかんなども入っているので味に飽きてしまったり、食べる楽しみがない…という悲しい気持ちになることもなさそうだったので!

ご飯は大事。

ただ現在販売されている商品は、私が購入した時と中身が変わっているようですが参考までに。

ちなみに人間用のお水は2ℓペットボトルをとりあえず3本準備しています。

ねこ達編

ねこ達の療法食は、日頃から切らさずにストックしておくのが安心です。

災害時は品薄や品切れで購入ができない可能性も考えられます。

我が家でも『腎臓サポート』と『ユリナリーS/O』のそれぞれ4kgを必ず1袋ずつは常にストックがある状態になるよう気をつけて管理しています。

そして重要なねこ達用のお水。

ミネラルが多く含まれる硬水は尿路結石の発症原因にもなるため、与えるのならミネラルがゼロか少ない軟水がよいです。(硬度0〜60g未満)

我が家の縞くんは過去に二度、尿路結石になったことがあるためミネラルゼロの長期保存(5年間)ができる『ミネラルゼロの保存水』を購入して備えています。

しかもこのお水、人間もペットも飲めるのでなんだか嬉しいですね!

そしてアルミパウチなので使用後はゴミも少なく、ペットボトルより場所も取らないのでオススメです!



ひとねこ常備薬

飼い主の薬

鎮痛剤とじんましん発生時のかゆみ止めの薬。

普段からよく使っているものを準備しています。

後は切り傷用の軟膏も一応あります。

ねこの薬

慢性腎不全である玉ちゃんのお薬、『テルミサルタン』を常備。

毎晩欠かさず与えているので、いつも2ヶ月分をまとめて購入し、切らさないようにしています。

ねこと離ればなれになった時に備える

万が一、脱走などで離ればなれになってしまった際に備えて、我が家のねこ達はみんなマイクロチップを装着しています。

これがあれば、誰かに保護された時に、動物病院や動物愛護センターに置いてあるマイクロチップ読み取り機で読み取った番号から飼い主情報を検索できます。

ちなみに私の地元の動物愛護センターでは、生まれたばかりの子猫や明らかに人馴れしていない触ることのできないノラ猫さん以外は、全てマイクロチップが付いているか読み取り機で確認をしていると教えてもらいました。

マイクロチップは再会の確立を少しでもあげることができる、外れることのない迷子札というわけですね。

さらに飼い主と一緒に写っているねこの写真や、迷子チラシなども事前に作って何枚か印刷してジップロックなどに入れておくと探す時や声かけ時などで便利ですよ。



『日頃から準備をしておく』のが大切

私は被災した経験がないため、”こんな準備はまだまだ甘い!”と思われる方もたくさんいらっしゃるとは思います。

ただ、完璧な準備などはできないだろうとも思っています。

いつ、どこで、どんな風に災害に襲われるかなんて誰にもわかりません。

準備していても何かしら足りない事もあるでしょうし、準備していてもそれが使える状態で残っているかもわかりません。

もしかしたら、全て無駄になることもあるかもしれません。

それでも、何かが起こってしまった時に少しでも未来の自分とねこ達が助かる可能性があるのなら。

今のうちに出来るだけの備えをしておこうと私は思うのです。

穏やかに過ごしてほしい。

ちなみにこの本、多頭飼い以外の方は特に参考になると思います。

もし気になった方は読んでみてください。

ではまた!ヾ(*・∀・)/

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