ねこ飼いの生活防衛資金

生活防衛資金って?

ここ最近よく耳にすることが増えてきた【生活防衛資金】。

その名の通り病気や怪我、退職などで思いがけず働けない状態になってしまった際、必要最低限の生活をしていくための資金のこと。

一人暮らしの私にとってはいつなにが起こるかわからない、頼る人が居ないという状況では非常に大事なものです。



さてこの生活防衛資金。

人によって月収の3ヶ月分あればいい!

いやいや半年分があればいい!

といったいろんな意見がでてるので、一人暮らし+多頭猫飼いというちょっぴり特殊な状況の私の場合はどうなのかという事を今回お話していきたいと思います。

もしかしたら誰かの参考になる…かもしれません。

1個人の考え方ということで、見ていただければと思います。

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”ひとり”の生活防衛資金

調べてみると、『月収の半年から1年分を貯める』という回答が多かったように感じます。

私個人の考えは『半年分では足りないので年収の1年分を貯めておく』です。

私、”ひとり”の場合だと200万ですね。

というのも、前職で私は不規則な勤務体制が身体に合わなかったことが原因で体調を崩してしまい、半年の休職を経て退職した過去があります。



もろもろの手続きをした結果、自己都合での退職とならずにすぐに失業手当を受け取ることが出来たとはいえ、やはり生活費のすべてを賄うことはできませんでした。

どうしても毎月貯金を切り崩す必要がでてきてしまったのです。

その当時の貯金は50万にギリギリ届かない程しかなく、失業手当では補えない分をこの少ない貯蓄から切り崩していきました。

足りない生活費を僅かな貯蓄から切り崩していく日々はわたしが想像していたよりも相当なストレスで、いつも”早く働き口を見つけなきゃ”という焦りとお金の不安ばかりが募っていく毎日でした。



しかし特別なスキルは何も持っていない上に、30代という転職には微妙な年齢のこともあり、焦りつつも慎重に腰を落ち着けられる職場を探して応募する毎日でした。

何社も何社も書類で落ち、やっと面接と思いきやそこでも落ち続け、なんとか第一希望だった今の会社に採用が決まりましたが、この時期の日々増していく焦りとお金の不安は今思い出しても辛くて仕方がありません。

もしあの時、年収分の貯金があれば…。

もっと心穏やかに日々を過ごしたり、少し遠出してゆったりした時間を楽しんでみたりすることも出来ていたかもしれません。

そんな過去の経験から、自分自身の心の余裕のためには最低でも年収分の貯金が必要だと考え現在少しずつ貯金をしているところです。



ねこ達の生活防衛資金

私は現在4匹のねこ達と暮らしています。

そのうち1匹は6才のときに慢性腎不全と診断され、療法食に加えてテルミサルタンという腎臓のお薬も与えています。

どちらも亡くなるまでずっと続けます。

もう1匹は過去に2度、尿路結石にかかったことがありかかりつけの獣医さんと相談して、その子を含む3匹のオス猫たちは予防も含めて全員尿路結石対策の為の療法食を食べてもらっています。



薬は動物病院で、療法食はネットで購入していますが店舗よりも安く購入できるとはいえ、市販のフードに比べると高額です。

仕方がありませんけどね。ねこ達の健康には変えられないので…!

フードを始め、薬、おもちゃ、トイレ砂、年1回のワクチン代と血液検査費用など。

4匹で最低でも年間約20万ほどの費用が発生します。(フード代は値段の変動があるため、ざっくり平均で計算しています)

さらにキャットタワーや猫キャリーも数年に一度は買い替えになるかもしれません。

最低限発生する年間費用が20万、万が一の治療・手術費用として80万(1匹につき20万として)を準備していっています。



正直なところ準備する金額が少ないとも感じてはいますが、まずは100万円を準備してその後のねこ達の健康状況などを見つつ金額を増やしていけたらと考えています。

持病がある子たちも今は安定していて元気なので、定期的な診察以外で病院にもいくことがありません。

でも、加齢にともない病院にいく回数もきっと増えていくでしょう。

持病があるならなおさらです。

動物たちは人間と違って診察や治療費、薬代は全額自己負担。

何か急な病気を発症して手術をしないといけない、治療をすれば治るのに…となったときに『お金がないから諦める』ということは絶対にしたくないので今の内に少しずつでも準備をしておけば、未来の私とねこ達の負担を減らすことができます。

もちろん治療についてはお金の許す限り際限なくという行うという意味ではなく、ねこへの負担やストレス、その時の年齢や状況などを獣医さんと相談し、自分自身で考えてここまでしようという線引きは決めていきます。

 



結論、我が家は300万を準備する

ということで、わたしの生活で必要な生活防衛金は300万となります。

さて必要な金額はわかったものの、残念ながらわたしは転職してやっとこ1年経つ地方の低収入アラサーOL。

貯金はがんばっているけれどゴールという名のスタート地点はまだまだ遠いです。(´ω`)

上記で偉そうに語ったものの現実はいつも厳しいので、コツコツ腐らずに貯金を続けていくことが大事だと胸に刻んでがんばります。

毎日一生懸命生きてるだけなんですが、生きていくだけでずいぶんとお金がかかりますね。

つらい。



ちなみに我が家の生活防衛金もようやく折り返し地点へ。

後半分…150万を貯めることができればとりあえずは安心できます。

ねこ達との安心生活を守る為…ひとりはがんばって生活防衛金の貯金にはげみます!

ではまた!ヾ(*・∀・)/

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